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 山田麗子言語発達遅滞論文集

書籍名
山田麗子言語発達遅滞論文集
書籍データ
編:小寺富子 倉井成子 佐竹恒夫
著:山田麗子
ISBN:978-4-900851-62-7
発行日:2012年6月20日
サイズ:B5判 265頁
価 格
5,800円(税込6,380円)
 本書は<S−S法>における言語発達遅滞児への評価・訓練の枠組みである、三側面アプローチの中の二側面(言語記号とコミュニケーション)と症状分類モデルの基礎を築き上げた理論と実践の書です。
 言語・コミュニケーション成立の初期から会話までの訓練プログラム。健常児の記述的な言語発達研究や自閉児に対する非指示的な遊戯療法とその結果が記載されています。  又、文字単語の受信・発信や音声言語の受信、自発的な音声の学習や、基本的文型の受信・発信が可能となった実例等が詳細に紹介されています。
 言語聴覚士を志している方や、言語発達障がい児の言語行動の形成に関する研究をしている方、臨床に取り組んでいる方にお薦めします。

目次
 
第1章 言語発達遅滞児に対する治療訓練的アプローチ
第2章 器質的障害を伴う言語発達遅滞児の言語指導
−視覚系を通しての初期の学習−
第3章 文字を媒介とする言語行動の形成
−初期の基礎学習を中心に−
第4章 文字を媒介とする言語行動の形成(2)
−文の学習を中心として−
第5章 発達遅滞児SS.における言語行動形成の試み
−色、事物を対象とした範疇化行動形成の初期の学習−
第6章 言語発達遅滞児における象徴機能成立の条件
−SS.における二次元的形の認知成立過程を中心に−
第7章 自閉的傾向をもつ言語発達遅滞児HY.における言語行動形成の試み
−初期の弁別・分類学習および課題状況の学習を中心に−
第8章 自閉的傾向をもつ言語発達遅滞児HY.における言語行動形成の試み(2)
−基本的文型および疑問-応答文の学習を中心に−
第9章 自閉的傾向をもつ言語発達遅滞児HY.における言語行動形成の試み(3)
−事象の系列化と文連鎖の学習−
第10章 精神発達遅滞児における文字言語学習
−S.T.の初期の清音・単語の学習を中心に−
第11章 数の初期学習
−KM.における数弁別反応の形成とその展開(KM.第3報)−


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