スタッフの思い  6

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2007.3.29

はぐくみ塾には、あったかく、ほんわかしていて、つつみこんでくれるような・・・いつもおだやかな時間が流れていました。
子どもと担当するスタッフ、お母さん、そして塾長が、心を通わせ、共通の時間を学習ということを通して楽しみ、泣いたり、怒ったり、笑ったり、あばれたり、素直な気持ちがそのまま出せる場所でした。 そして、ありのままの子ども達を受け入れてはぐくんでいく空間であるはぐくみ塾から、私も受け入れられ、はぐくまれていた気がします。

わたしの人生で一番楽しかった時間でした。
はぐくみ塾の大好きな子ども達に、感謝です、ありがとう!

3月末、はぐくみ塾が閉塾しても、子ども達からはなれられない私は、はぐくみ塾をお手本にした新たな塾を開きます。(塾名は「らいらっくす」・・ライブとリラックスの造語で元気になって生きるという意味合いです)
あったかく、ほんわかした場所つくりにがんばりたいと思います。

松尾千絵



私は、3月ではぐくみ塾に10年8ヶ月勤める事になります。
10年は頑張りたいと思いスタートをしました。
自分の力不足のため挫けそうになることが多々ありましたが、その都度、塾長を始め同僚のスタッフに助けられて、ここまで来る事ができました。

小学校を卒業するAちゃんMちゃん、中学校を卒業するT君、高校を卒業するYちゃんと共に私もはぐくみ塾を卒業します。皆様、お世話になりまして、本当に感謝申し上げます。
塾長がいつも「お母さん達に元気になってもらえる場所として、はぐくみ塾を始めました。」と云う言葉があります。私は、反対に、保護者の方、子供達に元気をもらっていました。
「いつも、私に元気をくださった皆様ありがとう。」
「私の心に財産を貯えてくださった皆様ありがとう。」
皆様のご健勝をお祈りしつつ、二つの感謝の言葉を忘れないで、元気で人生を送って行きたいと思います。

斉藤清美



弘二先生と出会って、弘二先生を信頼し
はぐくみ塾と出会って、塾舎を好きになり
敏子さん、スタッフの笑顔に
安心できる自分の居場所を見つけました。

3年間はぐくみ塾のスタッフとして関わらせていただき、
「はぐくむ」という言葉が心に優しく響きます。
喜び、悲しみ、怒り、笑顔、涙・・・
ここには何でもあります。

命、愛、絆、友情・・・人の輪が育まれ
いつも心が動く経験をしていました。

人の思いが人を動かし、人に傷ついたとき、癒してくれるのも人だと
ここいると気付くことが沢山ありました。

「自分がこの世の中に生まれて出てよかった」
ありのままの自分でいいよね。
「はぐくみ塾に出会えてよかった」
幸せ。 「ありがとう」
感謝の気持ちで一杯です。

みなさま、ありがとうございました。お世話になりました。
H君、最後まで私につきあってくれて本当にありがとう。

能城博代



私がはぐくみ塾にお世話になってから
あっという間の2年7ヶ月でした。 この仕事に就くことができ、本当に良かったと思います。
可愛い子どもたち、つよくたくましいお母さん
そして優しいスタッフのみなさんにめぐり会えたこと。
また、発達障がい、抱っこ法、筆談などを知ることができ、
多くを学び知識を得ることができました。
私にとって充実した2年半でした。
ほめて育てる、じっくり話を聞く、相手の気持ちになって考える
(私の子育てでできなかったことです)。
ここで学んだことを、5月開塾予定のらいらっくすで
生かしていきたいと思います。
幸いなことに今担当している9人の子ども達と
そのままお付き合いできそうで、うれしく思っています。
指導の合い間の待合室でたくさんの良いお話しをきかせてくださった
お母様方、とても勉強になりました。
いままで本当にありがとうございました。

浜口富士江



はぐくみ塾最後のスタッフの思いをお届けします。
18年の間に、多くのスタッフに支えられてきたはぐくみ塾でした。
2年前に「閉める」ことを決めた時、
スタッフから「ここをなくしてはいけない」と言われ続けながら、
塾長の判断で決めた閉塾です。
今までそれぞれの心にはぐくんで来たスタッフの思いは、
また新たな「らいらっくす」に引き継がれます。
皆様のご支援をお願いします。

塾長 鈴木敏子



2007.1.22

 「優しい時間」
 Y君とR君は車椅子の生徒です。
 私が二人と出会ってから2年半になります。

 Y君は昨年3月に地元小学校を卒業し、4月からちょっと離れた、千葉市にある「特別支援学校」に通う中学1年生です。昨年9月から月火水の3日間を寮で過ごし、金曜日の4時に、はぐくみ塾に来ます。
 小学校の頃は、わからないところがあっても何となく気にせずに過ごしているように見えました。しかし中学生になってからは、わからないところを真剣に聞き、勉強に前向きさがでてきました。時には、鞄に重い辞書が入っていることもあります。
 学校でも積極的になり、自分から先生に話しかけたりしているようです。「R君は今どんな勉強しているの?反抗期なの?」などと年下の友だちを心配し、気使っている様子もうかがえます。中学生になってとてもしっかりしてきました。

 R君は地元小学校に通う5年生、お笑い芸人志望(?)で、まわりの人を笑わせたり、楽しくさせたりするのが大好きな、優しい癒し系の男の子です。
 R君のおかげで、私も“エンタの神様”のファンになってしまいました。
 彼が3・4年生の頃は、ダジャレやおやじギャグ、学校や家でのおもしろかった話等々に私もついつい引き込まれて、勉強から脱線することがよくありました。
 しかし、5年生ともなると勉強量も多くなり、限られた時間の中ではゆっくり話しが聞けなくなって来ました。

 この二人に、Aちゃん(Y君の双子の妹)が加わって、輪になって仲良く話している“金曜5時の待合室”は、とても温かく優しい空間です。
 学校での出来事・野球の話し(Y君は野球部のピッチャー、R君はロッテの大ファン)、テレビの話等々……。
 3人は仲良し兄弟にもみえるし、Y君・R君は恋人どうし(?)のようにも見えます。
 −なんとも言えない「ほわぁ〜」とした空気に包まれて−
 とても穏やかで落ち着いた不思議な空間です。
 はぐくみ塾での私の一週間は、この癒しの空間でしめくくられます。

 最近、マスコミで報道されている子どもたちに関する悲惨な事件には心が痛みます。
 いじめ、自殺、不登校、虐待……何故なんだろう?
この子たちは、誰よりも不便さや辛さ、生きづらさなど経験しているはずなのに、 そんなことを感じさせないたくましさがあり、人を気使う思いやりがある。
 それは、彼らのご両親の愛情と支えがあったからこそ、こんなに優しくたくましい子に育ったのだろうな……。などと考えています。

スタッフ 浜口富士江


(塾長から一言)
 こんな文章を書く浜口さんが「ほわぁ〜ん」という、とても温かな雰囲気の持ち主なんです。子どもたちもそんな彼女と楽しそうに学んでいる…。
 だからお母さん達も、側で見ている私も、一緒に「金曜5時空間」が大好き。
 みんなで床にべったり座り込んで、寝ころんで、また今週も「ねえ、ねえ今度サー、野球の試合があるんだけど…」なんて会話が始まりますよ…きっと。


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