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 続・自閉症の僕が跳びはねる理由


書籍名
続・自閉症の僕が跳びはねる理由
会話のできない高校生がたどる心の軌跡

書籍データ
著者:東田直樹
サイズ:A5判、150頁
ISBN:978-4-900851-59-7
発行日:2010年10月10日発行
価 格
1,600円(税込1,760円)

※ 販売終了

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 自らの自閉症の内面をつづり反響を呼んだ前作から3年。待望の続編発行!

 発行と同時に大反響をもたらした前作「自閉症の僕が跳びはねる理由」
 あれから3年、中学生だった著者も高校生になり「恋愛について」「仕事について」「勉強について」など高校3年生の「今」、60以上の質問に答えます。
 自閉症のお子さんをお持ちのご家族や学校の先生、自閉症に関わるすべての人に読んでいただきたい本です。
 
はじめに(抜粋)

 この本は「自閉症の僕が跳びはねる理由」の続編です。
「自閉症の僕が跳びはねる理由」を出版したとき、色々な方からご意見をいただきました。
 その中で、僕が当たり前に思っていたことが、普通の人にとっては意外なことも多いということを知りました。
 僕は、自閉症の世界が特別だと思ってはいません。
 僕たちもこの地球で人として生まれ、みんなと同じ場所で生きています。
 ただ、みんなとは様々なことが少しずつ違うだけなのです。
 それは、国が違えば、文化や習慣が違うことと似ているかも知れません。
 僕は、自閉症の人のことをもっとわかって欲しいのです。
 見かけだけでは、自閉症者の本当の姿は、理解できないのではないでしょうか。
 もちろん、この本に書いていることが、全ての自閉症者に当てはまることだとは思っていません。
「自閉症の僕が跳びはねる理由」は、中学生だった僕が、感じたことや考えたことを書いたものです。その後、僕は通信制の高校に入学し、この春、高校3年生になりました。
 僕は、今も人と会話ができません。
 自閉症という障がいを抱えて生きています。
 自閉症という障がいについて、どんなふうに感じているのか、中学生の頃と比べて変わった点、変わらなかった点、色々あります。
 それを踏まえて、高校生になった現在の僕が持っている思いを、聞いていただけたらと思います。
 この社会は、たくさんの人々で構成されています。
 その中で自閉症者も生きているのです。
 そのことを、いつも少しだけ気にかけてくだされば、自閉症者にとって、今よりずっと生きやすい世の中になるのではないでしょうか。

東田直樹  


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「自閉症の僕が跳びはねる理由」表紙写真
自閉症の僕が跳びはねる理由

※TVで紹介されました